管理人のノマルです。
普通の会社員の皆さん、今日もサラリーマンしてますか?
私も変わらず土日に何するかばかり考えているサラリーマンです。
今回はレポートの書き方を題材にチョイスしました。
サラリーマンたる者、自分の意思に関わらず個人目標に自己啓発もしくは自己研鑽の項目があって当たり前ですよね。
…無い人はマジでうらやましいっす。
そんな自己啓発・自己研鑽の項目をサクッと乗り切るための助けになる記事にしたいと思います。
レポートの例文も後半に載せるので、そこだけ見たい方はメニューから飛んでいただければと思います。
あらかじめ言っておくと、このページでは「どうすればサクッと終わらせる事ができるか」という観点のみで話します。
ちゃんと身につくか、とか、勉強になるか、とかは全く考慮していません。
まぁ、しっかりした手順でやれば嫌々やっても為にはなりますけどね。
それではどうぞ!
自己啓発・自己研鑽の種類
一言で自己啓発・自己研鑽と言っても、いくつか種類があります。
その時々で最も適した種類を上司と相談して決める場合が多いのですが、代表的なものは以下の通りですかね。
自分のスケジュールや好みと照らし合わせて選んでみてください。
外部セミナー・講演
良い点
- 1日で終わるので短期集中
- テキストも貰える場合が多いのでレポートが書きやすい
- 会社がセミナー会社と契約している事もあり、お金がかからないこともある
良くない点
- 自腹だと結構高い
- 会社のお金で参加する場合は会社や上司への事前の根回しが必要
- スケジュール調整が結構面倒
- 当たりハズレが大きい
- セミナーのテーマが合致しない事がある
- グループワークがストレスな人には向かない
ビジネス本
良い点
- いつでも手軽に進められる
- 本の代金のみなのでリーズナブル
- レビューがあるのでハズレを引く確率が少ない
- 要約レビューが見れる
悪い点
- 種類が多すぎて迷う
- 読むのが遅い人は時間がかかる
- 本が好きな上司は詳しいので解釈うんぬんが面倒
- レポートにまとめるのが大変
セミナーCD・DVD
良い点
- 家で手軽に出来る
- スマホに取り込んだら電車でも簡単に見れる
- わからなかった部分は何回も見られる
悪い点
- 結構長いので、一気にやると結構疲れる
- 割と値段がすることが多い
- 種類が少ない
自己啓発に取り組む時のコツ
個人目標や人事考課の項目で自己啓発を入れている方の多くは、
だけでは終わらず、レポートの提出が待っていることでしょう。
もちろん私の会社も同じです。
なので、レポートを見据えた自己啓発の取り組み方のコツをお伝えしておきます。
セミナーの場合
セミナーはテーマが決まっていてレジュメもあるので、自分のメモを見ながらまとめられると思います。
ただ、とにかく聞いてメモしまくるだけだと、後でレポートにまとめるのが大変です。
なので、セミナーを聞きながら
- 自分の仕事で使えそうな内容
- 「なるほど」と思った内容
を3つほど上げておきましょう。
そうすると、レポートでは「学んだことは3つです」というテンプレートで書き始める事ができます。
要は、初めからレポートを意識して参加するということですね。
本の場合
意外と大変なのが本のレポートです。
レポートを書く時にまた本を読み返すのが本当に面倒なので、気になった所にはフセンを貼りながら読み進めましょう。
マーカーをしたりメモを取ったりも試しましたが、私がやった限りではこれが1番簡単で読むペースも乱さずに読み進めることができました。
後でそのフセンを見ながら、セミナーと同じくポイントを3つ選んでおきましょう。
フセンを読み返すのが嫌だという場合は、フセンを貼りながらスマホに箇条書きでメモして行くしかないですね。
箇条書きには、
- ページ数
- 何について書かれているか
を自分が分かるようにささっと書けると後でレポートをまとめるのが簡単です。
本はいつでも自由な時間に進めることができますが、レポートを考えると慣れるまでは結構めんどくさいです。
レポートの書き方
イマイチなレポートによくあるのが、内容の丸写しです。
自分が書くとなると、文字数を稼ごうとしてポイントの丸写しが増えてしまう方も多いと思います。
ただ、レポートで重要なのは
- 重要だと思った点(2〜3つほど)
- なぜ重要だと思ったか
- それを業務にどう生かすか
- 具体的にどんな事に取り組むか
という点です。
本やセミナーの内容をキレイにまとめるのではなく、気になったり印象に残ったりしたポイントを簡潔に書き、上述した項目を自分の言葉で書くことです。
内容の丸写しは、上司によっては書き直しを食らうので効率が良くないです。
重要だと思った点は多くても3点程度で良いです。
重要だと思った点に正解はないので、完全に主観で構いません。
レポートは長ければ良いと言うものではないので、特に指定がない場合はワードファイルで1〜2枚程度に収まる形で十分ですね。
以下、レポートの例文を作ってみたので参考にしてください。
レポート例文
※論理的思考力のセミナーに参加したパターン
作成日(右寄せ)
○○年○○月○○日
題名(中央寄せ)
研修報告書
名前(右寄せ)
鈴木 次郎
目的
自身の強み(or弱み)である論理的思考力を高めることで、○○の業務に生かす
セミナーについて
日時:〇〇年○○月○○日 ○○:○○ ~ ○○:○○
場所:東京ビジネスビル10階
セミナー名:論理的思考力を鍛える
講師:田中 太郎
セミナー内容 ※簡単な目次のみでOK
- 論理的思考力が仕事で求められる理由
- 仕事で陥りがちな例
- 論理的思考力が高まるとこんなことができる
- 論理的思考力のトレーニング方法
- 実践
- まとめ
セミナーで学んだ内容とその理由
今回のセミナーで学んだ点は主に3つある。
1つめは、論理的思考力がなぜ仕事で必要か、という点である。論理的思考力が仕事で必要と言われているのは知っていたが、ぼんやりとしか理解できていないことに気づかされた。冒頭で論理的な思考が仕事に及ぼす影響を説明されていたが、まさに自分が仕事において実力が足りていないと感じていることであった。
2つめは、仕事で陥りがちな例についてである。論理的に思考できていないために、仕事の優先順位が乱れてしまっているという部分については、まさに私自身が良く陥ることである。論理的に物事を捉えることで、仕事の本質を見極めることができると感じた。
3つめは、実践である。与えられた課題を実践形式で取り組んでみたが、論理的に考えようと意識すればある程度は形になるものだと感じた。常日頃から意識していくことで、筋トレのようにじっくりと論理的思考力は鍛えられるかもしれない。
今後について(業務にどう生かすか、具体的に)
今回のセミナーで、なぜ論理的思考力を高めるのか、その結果どうなりたいかを考えるきっかけをいただいた。私自身、今後キャリアアップを目指すためには、後輩や部下にとって指針となるような人材になりたいと考えている。そのためには、論理的に物事を考え、一本筋の通った仕事をしていく必要がある。本セミナーで学んだ通り、論理的思考力を鍛えるためには日々の努力が不可欠であるため、今後は1日1回、仕事終わりに自身の仕事を論理的思考で振り返ることを習慣とし、自身の成長につなげていきたいと考える。
最後に
今回は自己啓発・自己研鑽の項目をとにかくサクッと終わらせるという事を中心に書きました。
これがいわゆる「手段の目的化」というヤツですね、ただやるだけっていう。笑
でもこの類いの自己啓発は、どんなにやる気があってもやり方がイマイチだと気づきもなにも無いままに終わることが多いです。
結局何も得られないのであれば、上記の形式を意識してとにかく時短するのも1つの考え方ですよね。
ただ、上記のやり方は効率化を意識しつつも大切なポイントを押さえてあるので、その通りやってみると案外気づきがあるかもしれないですよ。
以上、管理人のノマルでした。