年金が足りないだの、年収が上がらないだの、景気の悪い話ばかりが飛び交う昨今。
世のサラリーマンの皆様のお財布事情も、さぞかし寒風吹き荒れていることでしょう。
もちろん、私とて例外ではありません。
小遣い制のご家庭には辛い時代です。
今回は、そんな時代を生き抜くための会社員の小さな節約術・投資術を集めました。
根本的な解決にはならないかもしれませんが、せめて自分の小遣いにはゆとりを持たせたい、家計の足しにしたい、そんな方の参考になれば嬉しいです。
節約の考え方
どうせやるなら一気に効果のある所を抑えたいと思いますが、まずは身の回りから押さえていきましょう。
何でもそうですが、いきなり大きなことをしようとすると、そこまでのハードルが高くなりがちです。
急を要する金欠でなければ、まずは小さな所(自分の小遣い)で結果を出してから、大きな所(家のお金)にチャレンジしていきましょう!
ちなみに、下のレベルは直感で適当に付けています。
人によって難易度は違うと思いますのて、参考程度に見てください。
節約レベル①:お弁当を持参しよう
外勤が多い方には難しいかもしれませんか、お弁当の威力はやはりすごいです。
冷凍食品をふんだんに使ったとしても、大体200〜300円程度に収まります。
普通に外食すると、ランチは700〜800円程度、牛丼でも400〜500円程度します。
1ヶ月が20日の営業日だとしても、5千〜1万円程度の節約効果が期待できますね。
節約レベル②:お菓子を持参しよう
ちょっと小腹が空いた時に、コンビニでお菓子を買ったりしていませんか?
それを、スーパーなどで売っている大袋のお菓子に置き換えるという話です。
バラエティパックが1袋200円、週1袋で1ヶ月で4袋食べたとしても月800円。
仮に、毎日100円のお菓子をコンビニで買うと2,000円かかるので、額は小さいですが、半分以下に抑えられる計算になります。
節約レベル③:缶コーヒーを持参しよう
疲れた時に飲む缶コーヒーは格別ですよね。
コンビニや自販機で買うと、今や130円ほどします。
これをスーパーなどで箱買いすることで、大幅に値段を抑えられます。
私は近所でアサヒのワンダが1本35円ほどで安売りされていました。
ざっと計算してみても、月1,900円の節約になりますね。
節約レベル④:革靴は東京靴流通センターで買おう
サラリーマンの革靴って高いですよね。
かと言って、量販店で売っているようなよくわからない革靴はダサいし質がちょっと。
そんな中、私が探し当てたのが「東京靴流通センター」の革靴です。
person’s for personというブランドの靴ですが、確か4,000円前後ぐらいで買えたと思います。
個人的には価格と質のバランスで、これが1番だったように思います。
ただし、東京靴流通センターでは時折大きなセールがあります。
その際にもっと質の良い革靴を半額で売ったりしているので、こまめにチェックしておきましょう!
節約レベル⑤:フリマアプリを駆使しよう
これは既にやってる方も多そうなので、正直難易度は高くないかもしれませんが、とにかく買おうと思ったものは何でも調べてみる!というのが基本です。
私はメルカリ、ラクマ、ジモティ 、ヤフオク、ペイペイフリマあたりをガンガン検索きます。
やってる人はわかると思いますが、欲しい商品が出品されるまで待つというのがなかなか苦痛で、我慢できずに新品を買ってしまいます。
根気強さが必要という意味で、少し難易度を高めにしてあります。
節約レベル⑥:ふるさと納税を活用しよう
これは制度を調べるという高いハードルがありますね。
きっちり使い倒そうとすると本当に難しいので、我が家はお米だけに絞って運用しています。
ちなみにお米はここ2年ほど、ずっとふるさと納税の返礼品を食べています。
最近は縮小傾向にあるので、やるのであれば動向は要チェックですね。
節約レベル⑦:保険を見直そう
これは正直ダントツでしんどいです。
私はリベラルアーツ大学というブログを参考にして、保険の勉強をしました。
お金に少しだけ余裕がある人ほど、無駄な保険に入っていたりします。
このブログの考え方が完全に正解かどうかはわかりませんが、考え始めるキッカケにして欲しいと思います。
できることからコツコツ増資を
ここからは増資のアイデアです。
お給料がなかなか上がりづらい世の中ですから、出費を抑えつつ、コツコツ資産を増やしていきましょう。
人生一発逆転するような増資ではなく、やらないよりはマシな、石橋を叩いて叩いて叩いて渡る増資方法を記載します。
増資レベル①:楽天銀行に貯金しよう
最も簡単な方法で、普通口座にお金を入れておくだけで、年利0.10%という高い預金金利の恩恵を受けられます。
方法としては、楽天銀行を開設し、マネーブリッジという手続きをするだけです。
マネーブリッジというのは、楽天証券で株などを購入する際に、楽天銀行と連携させておくとスムーズに投資ができると言うものです。
これは登録だけで金利が適用されるので、特に投資をする必要はありません。
この登録をして貯金を楽天銀行にしておくだけで、普通預金としては破格の0.10%という金利が適用されます。
※2019年11月時点の情報です。金利については頻繁に改訂が行われるので、詳しくは公式ホームページでご確認ください。
大きな増資にはなりませんが、減ることもないので、投資は怖いけど貯金額は多いという方には特におすすめです。
増資レベル②:積立NISA(つみたてニーサ)を活用しよう
最近は政府もやたらと投資を勧めてきていて、あの手この手でタンス貯金からお金を引き出そうとしてきています。
その際たるものが、この積立NISAではないでしょうか。
積立NISAについては解説しているブログがたくさんあるので、詳しくはそちらで勉強してもらうとして、ここではザックリとだけ書きます。
通常、投資をすると儲けた利益に対して税金がかかるんですが、積立NISAで投資をすればその税金がかからないのでお得だ、というものです。
さらに、投資先はなるべく乱高下しにくい、安定した商品に限定されているという、初心者はやるしかないでしょ!みたいな投資です。
ただ、その投資額には上限があり、年間40万円が限度となっています。
年40万まで投資し、それで得た利益は非課税、というルールですね。
単純に40万を1ヶ月で割り、月33,333円を積み立てるように投資するのが積立NISAです。
もちろん投資なので、損をする可能性はゼロではありません。
なので、ビビリな私はとりあえず月1万円の積立で実験中です。
使っている証券会社は、上でも出てきた楽天証券です。
預金金利のためにマネーブリッジをしたからではなく、単純に証券会社としてもオススメ上位にずっと君臨しているので選びました。
楽天・全米インデックスファンドというオススメされていた商品に1万円を約半年積み立てましたが、合計6万の積立で利益は5,000円ほどになっていました。
これが良いのか悪いのかよくわかりませんが、とりあえず増えているので、今後の増額も検討中です。
ちなみに、積立NISAは2037年までの期間限定でしたが、2019年10月現在、始めてから20年の期間を確保できるよう、延長する方向で調整しているそうです。
まぁそんなのスタートした時からわかりそうなもんですけどね。。
とにかく、元本割れの可能性はありますが、余裕がある人はまずは小額から初めて勉強していきましょう。
増資レベル③:小さな副業を始めよう
副業というと大げさですが、お金ではなく時間を投資するという考え方です。
小遣い稼ぎ程度なら大丈夫だと思いますが、副業は会社によっては禁止されているところもありますので、よく確認してから初めてくださいね。
例えば、節約でも上げたフリマアプリで出品するのも1つですが、フリマアプリでの出品も結構な手間がかかりますよね。
1つだけなら大したことはないですが、複数を並行して出品すると、相手とのやり取りや商品の管理、発送手続きなど、かかりの手間がかかります。
どの副業でもそうですが、どうしても時間を投資する必要がある、ということです。
副業の種類としては、
- クラウドワークスやランサーズのような作業委託請負
- フリマアプリに出品
- 手作り商品の販売
- Amazonせどり
- YouTubeで動画配信(広告収入)
- ブログアフィリエイト
- 不動産賃借
あたりが多いでしょうか。
ただ、どれも時間が必要なのは間違いありません。
もちろん、どれが効率良く稼げるかは大切ですが、考え方としては、自分が1番楽しめそうなコンテンツを選ぶことが大切だと思います。
まぁ、飽きてやめてしまっても人生の経験値にはなりますが、なるべく続けて利益も出していきたいですよね。
やるにはある程度勉強も必要なので、興味のあるものはとりあえずやってみましょう。
節約と増資について考えてみよう
ここまで節約と増資についての手法を述べてきましたが、もちろんこれだけではありません。
それぞれ人によって合う・合わないがあるので、まずは考えるキッカケを作ることが大切です。
当然正解などないので、自分に1番適した方法を見つける助けになればうれしいなと思います。
鬼クサいセリフを吐いた所で、この記事は終わりにしたいと思います。
お疲れさまでしたー!